勝沼のぶどうの丘にウシが居るらしい…
聞いてはいましたが何処に居るやら確認せずにおりました。
今年で3年目になる、耕作放棄地にウシを放牧して生い茂る雑草やクズ葡萄などを食べさせて育て、冬に食肉にするというプロジェクトを運営しているのは「ぶどうばたけ」さん。
ぶどうばたけさんによる牛プロジェクトについての詳細はこちら→
今年の夏は異常な小雨で、放牧地の草は育つ間もなく、あっという間に食い尽くされてしまいました。
くず葡萄や麦などはしっかり与えられていますが、青草を食べさせたいという気持ちがムクムクと沸いて来てしまいました。
子供の頃から、何故か馬が好き、
草食動物が草を食むのを見ていると幸せになり、馬房の匂いで何故だか落ち着く。
ウシにはあまり馴染みが無かったのですが、まずは試しにカボチャ畑の雑草を刈って運んでみました。
最初はおそるおそるのウシ達でしたが、3日目になれば、走って来るという賢さ(かわいさ)。
それではと、正式にぶどうばたけさんに許可をいただき、大手を振って青草を運ぶ事になりました。
今まで悩まされていた雑草刈りが、ウシが食べると思えば、楽しい作業…雑草も美味しそうに見えて来ます。
気をつけなければいけないのは、ウシにとって毒となる草。
ワラビ、アセビ、キョウチクトウ、スズラン、ソテツ、モロヘイヤ、ヘアリーベッチ、ケールやキャベツ(!)、オジギソウ、イタドリ、アサガオ、ヒナゲシ、コンフリー、ヘリオトロープ、アネモネ、オキナグサ…などなど→こちらのサイトでは写真入りで一覧が確認できます。
驚いたのが、バターカップ、
これはヨーロッパの牧草地でよく見かける黄色の可愛らしい花ですが、プロトアネモニンという物質を含み、食べ過ぎれば死に至る事もあるそうです。
家畜がバターカップを避けて食べるために、牧草地に目立って生えているとの事、
知りませんでした。
…ということで、気をつけるべき草が多種にわたるので、自信がない場合はセイタカアワダチソウ、ススキ、クズ…このあたりを刈ってきてあげるのが無難そうです。
成牛で一日40kgの草を食べるそうですから、私の運ぶ草などはオツマミ程度にしかならないでしょうから、本来食べてもらいたい物を食べなくなるという心配は無いでしょう。
3~4ヶ月後には食肉になる予定ではあっても、それまではウシ的に良い時間が少しでもあってくれたら良いと思うのでした。
青草を食べるウシを眺めていると、あっという間に時間が経過…30分にとどめるように自戒しています。
明日も軽井沢の作品展最終日の会場に向かう前にウシへの青草運びを行う予定。
今回の作品展も、沢山の方にご来場いただき、こころより感謝しております。
遠路はるばるの顔なじみの方や、軽井沢やご近所からの皆様、
予定が合ったからと立ち寄ってくださった皆様、
軽井沢での作品展という勝手な企画にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
あと一日となりましたが、会場でお待ちしております、
搬出のために16時終了となりますので、お早めのご来場を!
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福永由美子 作品展
〜Gifts from the Nature〜
2012年 〜9月4日tue.
水曜定休
11:00〜17:00
(最終日は16時に終了します。)
長野県軽井沢町大字軽井沢
1323-587(別荘番号2299-1)
*カーナビ、googlemapでは違う場所が表示される事がありますので、どうぞ地図をご確認ください。
ギャラリーへの道順は昨年2011年のブログでご紹介しています→こちら
tel 080-1307-5584(阿部)
駐車場4台分あり
軽井沢駅から徒歩も可能です(約20分)
*終了時間の30分前までにご来場ください。
*会場の都合により、お花や贈り物などはお断りしています。
どうぞお気軽にお越しください。

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