2019/10/26
新作(メイドイン山梨のカード)
山梨に移ってから、一度挑戦したいと思っていたメイドイン山梨のステーショナリー。
ようやく実現することが出来ました。
紙は戦国時代から続くという、なかとみの西嶋和紙。
少なくなってきた手すきの和紙を今も生産されている「山十製紙」にお願いしてブドウを漉きこんでいただきました。
今回はベーリーAという生食にも醸造にも使う品種(これも山梨県産)
食品に使うペースト状の物を紙の繊維に混ぜ込んで、はがき、名刺それぞれのサイズに仕切ってある枠ですくっていきます。
乾燥、プレス、いずれの作業も手早く、ほぼ半日で完成。
うっすらと紫灰色、細かい繊維と、所々ある小さな丸い点は種のようです。
漉きたてのまだほんのりとブドウの香りがする紙に、甲府の「友康印刷所」で印刷をお願いしました。
活字をひとつ一つ拾って、文を組み立て刷る 活版印刷の名刺サイズのミニカードと
樹脂板にした図案を刷る 凸版印刷のハガキの二種類。
今では生産されていない活字を傷めることがないように、文字の入る部分には種が漉きこまれていない紙を厳選したため、少しだけの販売となっています。
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販売先
・つぐら舎(勝沼)
・ネットショップ
Junks & Treasures
(はがきのみ)
活版印刷のミニカード(封筒付き):200円+税
凸版印刷のハガキ:300円+税
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実現にご助力くださったお二人に感謝をこめて。
有限会社 山十製紙
笠井氏
(右)
友康印刷所
雨宮氏
(左)
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