2013/07/28

デラウェア観察日記

勝沼でお気に入りの走るコースのスタート&ゴールにしているぶどうの丘。

春に、デラウェアの花の良い香りに誘われて撮影したところ、
覚え易い場所にある房だったため、その後、不定期ながらも約2ヶ月間、画像に記録した。


5/15





 




5/29










6/6










6/13










6/15










6/19










6/25












7/12









甲州市が全国一の最高気温を記録した頃。



7/25










まさかの結末、
通りに面しているため、鳥の餌食になってしまった。


気を取り直して、デラウェアについて
名前は米国のデラウェア州から来ているのではなく、 オハイオ州のデラウェアから。

1855年にオハイオ州デラウェアで命名され、日本には明治時代の1872年に入ってきたといわれる。

全国で一番生産量が多いのは山形県で全国の37%を生産、山梨県は2位で23%(平成21年データ)

子供の頃、山梨から背負子のおばあさん達が多摩地区までデラウェアを売りに来たものだ。

ブドウと言えば、デラウェアだった。

ワインの原料には向かないと言われていたアメリカ系品種(ヴィテス ラブラスカ種)だが、最近は辛口や発泡、まだ未熟の状態で早摘みされて作られる青デラワインなど、デラウェアを原料にした様々なワインが作られている。

2013/07/24

かつぬま朝市(2013/8/4)+梅干し完成



















梅干し完成から明けて今日は断続的な雨。

絶妙なタイミングで土用干しをクリアできたと自画自賛の3年目の梅干しは、最後にもみ紫蘇とともに梅酢で漬けてみた。

試してみたものの、どうも好みの梅干しに仕上がりそうにない。

画像の右の小瓶が1年目、中央が2年目なのだが、
最初の塩漬けの途中からもみ紫蘇を投入し、干した後にそのまま保存した2年目が良さそう…この方法なら梅酢もゆかりもしっかり出来る。

理想は、おにぎりやお弁当に入れた時に美味しく感じる、塩がしっかり効いた赤い梅干し。

梅干しらしい物が何とか作れるようになってきて
次は、梅の木が欲しくなってきた…。

さて、梅干しが完成、高校野球の地方予選も佳境、7月も終盤、
8月がやってきます、第一日曜日は恒例のかつぬま朝市です。

夏らしい絵柄やぶどうモチーフの一筆箋、ミニカードなど出品します。















かつぬま朝市  2013年84日 Sun. 9〜12時 かつぬま朝市の詳細についてはこちらのサイトをどうぞ→かつぬま朝市
朝市終了後は午後13時頃からアトリエをオープンします。


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アトリエ オープン
2013年84日 日曜日 
13時頃から
アトリエ所在地、連絡先などはこちらへ→ATELIER 事前にご連絡いただけるとありがたいです。 ____________________________________ 

2013/07/19

梅干し




















今年も土用干しの時期。

何しろ日本一の高温を記録した甲州市、
晴れ具合には何の問題もない。

念のため、この先3日間の天気予報を確認し、塩漬けにしてあった梅の実をざるに並べる。

今年は、実がしまりすぎのような固い感じ、
重石がききすぎか、塩漬けの期間が長過ぎたか、、、
3年目あたりに気が緩んで失敗するというジンクスの通り、今年は仕上がりがあやうい。

とはいえ、出来上がってみれば、自分で作ったひいき目で何でも美味しく感じるので、問題無し。

そして、副産物の梅酢とゆかりが楽しみ。


2013/07/15

シロップとリキュール



















この暑さのせいか、梅シロップが勢い良く発酵を始めた…
お酒になってしまう前に仕上げて瓶詰め。

瓶の整理が必要になり、秋に仕込んだリキュールも瓶詰めのし直し。

いつも走るコースの途中の雑木林で採取したガマズミと、借りている畑のヒメリンゴをホワイトリカーで漬けてあった。

どちらもそれほどの情熱をもって仕込んだわけではなかったが、初めての果実酒づくりはまあまあの仕上がり。

ヒメリンゴは爽やかなリンゴの香りのする上品なリキュールになった。

ガマズミは何より色が素晴らしい、
少々アルコールが鼻をつくのだが、時間が経てば落ち着くのだろうか?

梅シロップはいただいた豊後梅をてんさい糖で漬けて作った。

果実酒、シロップ、ジャム作りは楽しいが砂糖の消費量がおそろしいので、保存のための加工はなるべくお酢系にしよう…
…8月に健康診断。











2013/07/14

健康科学大学のためのイラスト


















河口湖周辺を紹介する絵地図が
健康科学大学発行のフリーペーパー「Breath」vol.5のp18に掲載されました。

また、トートバッグ用に同じエリアを紹介する地図を単色でデザイン、
ポストカードにも使用されました。

トートバッグとポストカードは
7/20、8/3、8/24、9/28sat.のオープンキャンパスで配布されます。

河口湖周辺を紹介しつつ、実は富士山が主役の絵柄。

今年は富士登山は断念、
ブームが去った頃に、また登らせていただきたいと思っております。
















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健康科学大学
山梨県南都留郡富士河口湖町小立7187
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2013/07/13

アルプスワインのリーフレット





















アルプスワイン株式会社のリーフレットの制作を担当しました。

依頼いただいたのは、昨年から記念品などをお手伝いした山梨県一宮市にあるアルプスワイン株式会社。

モットーは「小さな会社でも一流品を」
創業者の前島福平(ふくへい)氏がワイン好きが高じて地域の醸造所を引き取った事から始まったという、家族経営のワイナリー。

ワイナリーの担当の方からのリクエストは、一宮はワイナリーの集中している地域からは少し離れているため、ワイナリー周辺の地域を紹介する絵地図をメインにしたいという事で、A3全面のカラーのマップを中心に構成。

その他、季節ごとの料理に合わせたワインの紹介、ワイナリーのプロフィールや受賞ワインを掲載などの要素が効果的に展開するように、オリジナルの折り方を考案。

料理の制作は担当の方が調理〜撮影までされたもの、
画像が送られて来た時には、あまりに美しく、美味しそうで唸りました。

担当の方の若い感覚で、楽しく盛り沢山なリーフレットに仕上がりました。

アルプスワイン サロンなど、山梨の各所に設置されてます。
 
●50周年記念品
●ポストカード
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アルプスワイン サロン(直営店)
山梨県笛吹市一宮町狐新居324
0553-47-5881
Open 9:00~17:00(夏期は延長あり)
Close 毎週水曜日・奇数週の火曜日


アルプスワイン サイト 
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2013/07/12

ワイン博物館訪問




















日本中真夏日の連続、
山梨は連日の猛暑、特に甲州市は日本一の高温を2日も記録し、遠方の知人友人から暑中見舞いメールが届く。ありがたや、無事です。

身体が夏仕様になってきたとはいえ、もともと集中力が無いので仕事の効率はがた落ち…
今日は急ぎの仕事が片付いたので、昼間の一番暑い時間にワイン博物館訪問。

古民家を改装した展示室は涼しく、館長鈴木氏の興味深いお話をうかがいながら長居させてもらった。

展示はジャグを中心とした西洋東洋の骨董品、
そして、新設阿蘭陀商会にてのミニ展示は消しゴム版の豆本。

豆本展示閲覧記念にはスタンプが用意され、自分で押せるようになっており、 ファンにはたまらない。

展示の他、ワインにまつわる古物雑貨や館長の作品も販売されている。

館長の作品からは、制作していて楽しくてたまらないという思いがあふれていて
仕事のために…とか、売れる物を作らなくては…などは皆無。

今後、ワイン博物館が混まないようなら、館長の作品が沢山拝見できることになるだろう…が
あの素敵さを観てもらえないのは寂しい。

複雑な気持ちでおすすめします
勝沼上町 ワイン博物館。

*ワイン博物館は閉館となりました。
2015年3月にワイン民宿鈴木園はB&Bとしてリニューアルオプンされました。
骨董のコレクションも一部展示されています。
BLOG→http://ameblo.jp/suzuki-en/




















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勝沼上町 ワイン博物館

入館料 200円(小学生以下は入館できません)
開館日 金、土、日、月曜日 及び祝祭日
開館時間 9:30〜12:00、13:00〜16:30
冬期休館 12/1〜3/31

住所 山梨県甲州市勝沼町勝沼3248
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2013/07/09

「季節の絵日記」原画展(2013/9 )



















2009年から2011年まで雑誌私のカントリーで連載された「季節の絵日記」に使用された原画を展示します。

この連載ではアトリエのある勝沼を中心に、季節の中での身の回りの出来事や風景を日記風に綴った作品です。

連載のための原画12点を中心に、勝沼や山梨をテーマにした作品を展示します。

水彩画の他、手彩色絵つけのアクセサリーなども展示販売いたします。

展示会の会場は東京の西側や山梨、軽井沢など、地元の方をのぞいてはアクセスのあまり良くない所が多かったので、今回は久しぶりに都内の会場での開催にしました。

JR、地下鉄飯田橋駅からすぐ近くのギャラリーです、
神楽坂散策も楽しんでいただけると思います。

会期中は会場に常駐していますが、どうやら作者らしく見えないようなので、どうぞ先入観を捨てて探してみてください。

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「季節の絵日記」原画展
9月20日fri.〜24日tue.
11:00〜18:00  (最終日のみ17:00終了) 
アートスペースK
東京都新宿区神楽坂2-11
JR飯田橋駅 神楽坂口
地下鉄有楽町線、東西線、南北線、大江戸線 飯田橋駅B3出口 





























神楽坂通りを上がって間もなく、右手のSEGA(ゲームセンター)とラーメン屋(俺流塩らーめん) の間の細い露地を曲がります。

















曲がってすぐ、露地の突き当たり手前にギャラリーがあります。

2013/07/07

コーン ドリー(かつぬま朝市でした2013/7/7)

















いきなりover34度の夏日のかつぬま朝市。

来場者も出店者も暑い暑いと言いながら、何とか昼まで頑張りました。

長蛇の列の先頭を見るとかき氷屋さん、
深く納得。

今回はリニューアル朝市でしたが、朝市会の皆さんの見事な采配のおかげで大きな混乱も無く、次回以降は微調整で対応していけそうです、、、うっすら考えていた引退はもう少し先延ばし。

やはり朝市が動機付けになって新たな発想があるもので、自分にとっては貴重な機会、
今回は麦が少々進化して、コーン ドリー(Corn Dolly)なる細工になりました。















英国英語でCornはトウモロコシではなくgrain(穀物の総称)の意味があり
コーン ドリーは小麦、大麦、ライ麦などの穀類で作った細工。

北部ヨーロッパのキリスト教以前の原始宗教の習慣で、畑には精霊が住んでいると思われており、収穫の際に精霊の住処として最後の穂(もしくは一番良く実った穂)からコーン ドリーを作る。

これを大切に飾っておいて、次のシーズンの種まきの時に最初の畝に播けば、また精霊が畑に戻ることが出来る。

この精霊をコーン マザーやコーン メイデンと呼んで人形に作る地方もあるようですが、最も単純な形に挑戦…4本の穂を編み、輪にして結ぶもの。

さて、まだ残った麦でもう少し複雑な細工に進化できるやら?

次回は8月4日。8時半会場、9時開始です。